モリヤ書房

大学卒業後、一度も就職することなくフリーランスになったWebマーケッターである私が日々学んだこと、考えたこと、伝えたいことをシェアします。書籍紹介記事多め。

VALU購入のリスクと危険性とは?

先月からスタートした新サービスVALUについての記事を書きました。

moriya-shinichiro.hatenablog.com

クラウドファンディング株式投資を組み合わせたような面白いサービスなのですが、このVALUを購入する場合には2つのリスクがあるので要注意です。

 

それが、

 

VALUの価格変動リスク

ビットコインの価格変動リスク

 

2つです。

 

VALUの発行者にとっては、金銭的リスクというのはあまり発生しません。VALUを発行したけど売れなくて時間がムダになったとか、自分のVALUの価格を下げてしまって、購入した人の信頼を失ってしまったとか。

 

そういうのは考えられますが、正直そこまで大きな問題にはならなそうな気がします。問題は起きるでしょうが確率としては少なそうです。

 

一方で、VALUを購入する人にとっては金銭が絡むリスクと危険性が発生します。まずは購入したVALUの価格そのものが変動するリスクです。

 

これは株を買うのと一緒ですね。上がると思って買った株が下がることもあります。VALUも買ったら上がるとは限らず、下がる場合もあります。これは金銭的にはリスクです。

 

VALUの場合には基本的に応援したい人のVALUを買って応援するというクラウドファンディング的な要素も大きいので、株式投資ほど価格変動に対する期待は少ないのかもしれませんが、やはり買ったものが値下がりするのは嫌ですよね。

 

そして、もう1つのリスクがビットコインの変動リスクです。

 

例えば、今日なんて1日でビットコイン5万円くらい下がっています。

昨日は27万円くらいあったのが、今の時点で22万円ちょっと。1日で20%くらい下がるのはなかなかですね。

 

VALUは円で買うことができず、ビットコインを使って買います。

したがって、VALUの価格が下がらなくても、ビットコインの価値が下がったら結果としてVALUの持つ価値も円に換算したら下がることになります。

 

これはアメリカなど海外の株を買うのと似たような感じですね。アメリカの株を買おうとしたら、そこでは株価の変動リスクと、ドルの為替変動リスクが両方発生します。

 

VALUもせっかく値上がりをしてもビットコインが暴落した場合は、円に換算したら結果的にマイナスになっていたなどということもあり得ます。

 

もちろん、リスクがあるということは、その分リターンも得られる可能性があります。ビットコインの価格が上がれば、VALUの価値それに応じて上がっていきます。

 

リスクとリターンは一体になっていることを理解した上で、それでも挑戦する価値ありと感じたらVALUに挑戦してみましょう。

 

私はリスクがあっても、その分取り組むだけの価値がVALUにはあると感じています。とはいえ、今日みたいにビットコインが暴落する日はVALUの中にビットコインをたくさん入れている人にとっては胃が痛くなりそうですよね。

ビジネスも人間関係もうまくいく成功のポジショニング

小楠健志さんの新刊「ビジネスも人間関係もうまくいく成功のポジショニング」を読みました。

成功のポジショニング: ビジネスも人間関係もうまくいく

 ウェルスダイナミクスのつながりでお会いして、たまにお会いしたりメッセージのやりとりなどしている小楠さん。

 

小楠さんはウェルスダイナミクスのタイプ診断で言ったらクリエイターというプロファイル(タイプ)で、斬新な考え方でいつもまわりの人から一目置かれてる印象です。

 

クリエイターって、大雑把なイメージがありますが、小楠さんはかなりマメな方だなって感じますし、お会いしたときに私の体型が変わっているとすぐに「守屋さん、痩せた?」って気付いてくれて凄いなと思います。

 

「空中思想」「天才論」「第4ビジネスメソッド」という、小楠さんが開発した独自の理論を体系化したのがこの1冊。

 

原理原則を学び(空中思想)→個人の才能を開花し(天才論)→社会に活かす(第4ビジネスメソッド)の順番で実践していくことが推奨されています。

 

小楠さんに以前、お話を伺ったときも「原理原則しか私は学びません!」と、はっきりとおっしゃっていました。そういう意味で、本書も極めて原理原則のスタンダードな部分は多くページを割いています。

 

さまざまな場面におけるポジショニングについて語られているこの本の中の特に、気になったところを引用すると、

 

『「置いておくだけで絶対にこれは売れる」というものを見つけたときだけ、行動に移すようにしてください。目利きに9割かかっているので、売れないものを売ろうとすると、あとはどんなに努力をしても、1割しか成果を上げることはできません。』

 

これ、とても重要だと思いました。

 

原理原則はおさえたうえで、それでも世の中の流れというものはあります。

流れに沿ったことをやっていると、努力した以上に成果を出せてしまうものです。

 

逆に、時代にそぐわないことをやってしまうと、いくら頑張ってもうまくいかなかったりします。

 

私自身、手がけた企画の中でうまくいったものというのは、自分の実力がどうこう以上に、その手がけたことが世の中の流れに沿っているか?外れているか?

 

がとても大きな要素だった気がします。

 

世の中の流れに沿ったものに取り組んだら、頑張った以上に結果が出る反面、流れから外れていたら、頑張っているのに結果が出ないと感じることすらあります。

 

世の中の流れに沿うというところは大切なのですが、その中でも自分自身のポジショニングに役立つのが「ウェルスダイナミクス」という考え方です。

 

本書の中でも「ウェルスダイナミクス」は取り上げられていて、8つのタイプの中から自分に当てはまるタイプの特性に合ったポジションをとることが推奨されています。

 

いろんな観点からのポジショニングについて語られているのも、本書の特徴です。

「物事にはこういう考え方があるんだ。」という視点を得てから、その先のことを考えることで、自分にはないアイデアが出てくることもあります。

 

卓越したクリエイターであり、世の中を変えるアイデアをどんどん思いつく小楠さんの発想力を、ぜひこの本を通して体感してご自身に活用してみてください。

習慣化しようと思ってもできない理由

このブログの更新を習慣化することを始めて、本日で2週間になりました。

なんとか毎日最低1記事は更新できています。

 

本当は12記事書きたいし、記事のクオリティも、もっと上げたいのですが、なかなかそこに優先順位を割けずにいます。(このへん、最上志向の特性が凄く出ていますねw)

 

これって別に意志が弱いとか、自分がダメだとかそういうわけではなくて、理想が高いだけなのかなと思います。

 

この人、凄くいい記事書くなーって人はいますが、そのクオリティの記事を自分が今すぐ書けるかというと、時間をいくらかけようが頑張ろうが、ちょっと厳しいかなって思うんですね。

 

そこで無理な戦いをしないで、努力はしながらも今できることをしていくっていうのが、できること。逆に、自分には無理だって諦めて行動することすらしないと、得られるものも得られなくなってしまいます。

 

これまで、それで何度もブログを書き始めては途中で潰してきました(笑)

 

今、必要なのはクオリティを極限まで上げることではなくて、まずは継続して続けていくことだと思います。その中で少しずつクオリティを上げる努力をしていけばいい。

 

前に紹介した古川武士さんの「30日で人生を変える「続ける」習慣」によると、今は習慣化の第一ステップの不安定期です。

moriya-shinichiro.hatenablog.com

この不安定期を乗り切るためには、3つのコツがあります。前の記事でも書きましたが、

 

1、パターン化する

2、例外ルールを設ける

3、継続スイッチをセットする

 

です。このうち「例外ルール」に関しては、できているのですが、パターン化と継続スイッチはやっていません。

 

ここが、ちょっと習慣化に負荷がかかっているなと感じたり、納得できないなと感じるところだと思います。

 

「パターン化」はそのことをやる日時、内容、場所を決めるというものです。

「継続スイッチ」は継続したときのごほうびや、継続しなかったときの罰などを決めて、アメとムチを駆使して習慣化していくことです。

 

パターン化に関しては、

 

・場所は午前中=10:00から自宅で 午後=14時からカフェでそれぞれ45分ずつかけて記事を2つ投稿

 

継続スイッチに関しては、

 

2記事書けたときにはお菓子を食べていい(ご褒美)

 

とか、そういうのを決めればOKです。お菓子だと太りそうだから、別のご褒美を考えたほうがいいな。

 

継続スイッチは12種類あるので、これを1個ずつ試してみて有効なものを残すのが良さそうです。