マネーの公理 リスクを取ってエキサイティングな人生を!
今週はとある読書会に参加して、面白い本をたくさん知ることができた。
たくさん注文したので読むのが大変です!
まずは1冊目、「マネーの公理」を読み終えました。
この本、Kindle版を注文したのですが、ポイント還元率が高いので実質約半額で買えます。スマホやKindleをお持ちの方はKindle版がすぐに読めるしオススメです。
さて、この「マネーの公理」の著者はマックス・ギュンターとういうもともとスイス銀行で働いていた投資家の方です。カリスマトレーダー、ラリー・ウィリアムズ氏も、「一度読んだら絶対に薦めたくなる」と絶賛する1冊だそうで、なんか凄そう。
私自身、学生時代に株式投資を始めて、最初は投資メルマガを発行してアフィリエイターデビューをしたので、実は投資には結構な興味・情熱はあるのです。
とはいえ、最近投資・トレードのたぐいから離れていたのは、当時投資のことを研究して、「これは自分が極められる深さの分野ではない。」と感じて、それ以上投資の分野には立ち入らなかったというのが正直なところです。
その後、この本を読んでみて、
「やっぱり、投資って面白いな!」
と改めて思うと同時に、投資をまたやってみてもいいかもしれない・・・
そういうふうに思えた心境の変化があったのは大きかったです。
それだけ、魅力ある言葉の数々が「マネーの公理」の中には含まれていました。
投資というよりも、「マネーの公理」の中で扱われているのは「投機」ですね。
投機というのはいわばギャンブル。ゼロ・サムゲームで何も価値を生み出さない、他人のお金をいかに自分のところに持ってくるか?
それが投機でありトレードだと思っていたのですが、もうそれはそれでいいじゃないかと思えてきました。
「マネーの公理」は12の公理と16の副公理からなります。
まず最初に、「リスクを取ること」の大切さが語られています。
これは投資や投機に限らず、ビジネスの世界においても、エキサイティングな人生にするには大切な考え方かと思いました。
リスクというのは、プラスマイナスの幅のことですよね。「リスクが高い」というのは、大きく儲かる可能性もあれば大きく損をする可能性もある。
という状態を言います。
ですので、大きく儲けたければ、それだけ「リスクが高い」ことをしないと儲けることはできないわけです。
会社を辞めて起業するのも、「リスクが高い」とされることかもしれません。実際、会社を辞めて収入がゼロになったら生活していけませんね。
投資・トレードをするのも、元本が保証されていないので「リスクが高い」ことかもしれません。
でも、会社に属していたら自分のやりたいことができないかもしれないし、投資をしないでずっとお金を銀行に眠らせていたら運用の利回りはほぼゼロです。
それでいいんですか?
っていうことを、最初に「マネーの公理」の中では問いかけているわけですね。
別にどちらが良い悪いではないのですが、リスクをとらなければリターンは得られないという事実があるのみ。
そこで、どう行動するか?
私はリスクがあっても、リターンを得るための行動をとっていきたいと改めて思ったわけです。
でも、それはやみくもに危険な場に行くのではなく、その先の公理と副公理の中で、「どのようにリスクをコントロールして自分を守るか?」の指針が示されているのです。
これが凄いと思うんですね。私も何冊もこれまで投資の本は読んできたので、聞いたことがまったくないという公理はほとんどなかったのですが、数ある法則の中からこれだけの公理と副公理に原理原則をまとめる。
このまとめ方が凄くバランスがとれていて、いいと思うんですよね。
そして、この「マネーの公理」が真実であるかどうかは分かりませんが、一定の実績を残している投資家が書いた本であり、ラリー・ウィリアムズ氏も認める1冊であり、実際に自分で読んでみても確かにこれは合っているっぽいな。
と感じたことから、一定の信頼がおける1冊に間違いはないと感じました。
このノウハウで、即お金が儲かるというたぐいの本ではないですが、投資やビジネスに取り組んでいく上で、知っておくべき学びが詰まっているなという気がしました。