1つのことを圧倒的に突き詰めた人の強さ
1つのことを圧倒的に突き詰めた人は強いなということを、まざまざと見せつけられた。
この1つのことを極めるために何を学ぶのかというのは、考える必要がある。需要がないことをいくら学んでも、それは仕事に結びつけることを考えたら得策ではないように思える。
では、お金に関わることを学んだらそれで良いのかといえば、そんなことはない。一見、お金と関係なさそうに見えても、その道を極めていくことでビジネス上の真理にも到達する可能性がある。
例えば、将棋の羽生善治名人。羽生名人はもちろん将棋という道を極めているけど、そうすることによって将棋以外のこともある程度の話はできるようになっている。
そんな気がしてならない。
10000時間の法則という言葉もある。10000時間、1つのことを学び続けたら、それはその道の圧倒的な専門家になれるということです。
それが本当かどうかはわかりませんが、1つのことに学ぶ時間をかければかけるほど、そのことについて詳しくなるでしょうし、専門家になれる可能性が高まります。
それをやることによって過度な苦痛を感じないか?それをやることは、ほかの人よりも優れているか?
この2点にイエスと言えることであれば、極める対象となる分野としては最適なものではないでしょうか。条件を厳しくしてしまうと、結局なにも選択できません。
なぜ、ブログを書くのか?
今週はかなり予定が詰まっている。
おかげでブログを2日間更新できなかった。
せっかくの習慣化が途切れてしまったのは残念だけど、だからこその例外ルールを設けているわけで。
例外ルール1、更新できなかったときは翌日に2倍更新すること、
例外ルール2、クオリティを犠牲にしてでもブログを書くことを優先することにする。
その2つのルール併用して遅れを取り戻したい。
そもそも、なんでブログを書こうとするのか。ブログを書く理由って人それぞれだと思うけど、僕の場合には自分の言葉で文章を書く練習をしたいというのがある。
いろんなところで文章を書く仕事は今もさせていただいてますが、最近自分の言葉で自分の名前で文章を書くという機会が減っている気がする。
これは、いけないなということで自分の文章を思う存分書けて、それでいて義務感もなく気軽に書けるブログをやってみようかということになったわけです。
インプットを膨大に行い、そこからアウトプットをする場として、ブログというのは気軽に書きつつも文章量は思う存分に書けて、人に見られる適度な緊張感で書くことができるという意味で良いのだと思う。
そのおかげか、ブログを書き始めてから仕事においてもスムーズに文章が書けるようになった気がする。やっぱり、日頃のトレーニングは重要なんだなということを再度実感。
作家、ライターなど文章を扱うことがメインの人にとっては、「文章を読むこと」「文章を書くこと」が基本トレーニングです。
さぼりがちだったトレーニングを再開し、継続していこうと考えてのブログ更新の習慣化だったりします。
将棋叡王戦が開幕
将棋の叡王戦って知っていますか?
日本将棋連盟とニコニコ動画を運営する角川ドワンゴで主催する将棋の新棋戦です。
エントリー制ということで、羽生善治名人や渡辺明棋王は出場されませんが、前名人の森内俊之九段や糸谷哲郎竜王をはじめとした多くのプロ棋士が参加します。
段位別の予選を行い、本戦となる決勝トーナメントを行いそこで優勝した人が叡王となります。
さらに、叡王は電王トーナメントというコンピューターの将棋ソフトのトーナメントで優勝したソフトと戦うことになります。
本日がちょうど、叡王戦の開幕戦だったのです。
森内俊之九段、南芳一九段、加藤一二三九段、森下卓九段の4名による九段予選のトーナメントです。
ちょうど先ほどこのブロックの対局が終わり、森内俊之九段がブロックを勝ち抜きました。順当な結果ではありますが、南芳一九段との一戦はかなりの熱戦となりました。
一回戦で負けてしまいましたが、ネットで人気の加藤一二三九段や電王戦で有名になった?森下卓九段の対局が見れたのも楽しめました。
しかし、私は将棋って凄く好きなんですが、将棋というコンテンツがここまで人気なものになるとは予想できませんでした。
プロ棋士による対局は本来持ち時間が長く1日がかりだったり2日がかりだったりで対局を行うため、なかなかテレビで放映することはできません。
それを、ニコニコ動画で中継することで、番組の枠を気にせずに放送することができるようになり、多くの人が興味を持って見るようになりました。
中には将棋のルールもあんまりわからないけど、見ていて楽しいから見る方もいらっしゃるようです。
そういう人は「見る将」と呼ばれるそうですね。将棋を見ているだけということでの、この呼び名です。
私も将棋は好きですが、そこまで強いわけではないので、正直将棋を見たところでよくわからないことも多いです。
でも、それを解説してくれたり、あるいは様々な棋士のエピソードを解説の棋士の先生方がしゃべることで、それがまた面白いんですよね。
そういう意味では私も「見る将」に極めて近いのでしょう。
さらにネット上での将棋の人気に拍車をかけたのがコンピューター将棋という存在です。
これまで、コンピューターの将棋ソフトはプロ棋士には勝てないと言われていました。
しかし、いざ対局してみると多くのプロ棋士は上位クラスの将棋ソフトには勝てなかったのです。
かといって、まったく歯がたたないというわけでもなく、人類対ソフト(開発者)という構図での戦いがこれまた盛り上がるのです。
ネット中継が普及することによって人気を取り戻した人間同士の将棋の対局。人の手によって生み出されたコンピューターと人間との対局。
この2つを両方楽しむことができるのも、新棋戦である叡王戦の醍醐味かもしれません。
叡王戦の登場によって、これまで以上にニコニコ動画ではニコ生での将棋解説の番組が増えていくのでしょうね。