モリヤ書房

大学卒業後、一度も就職することなくフリーランスになったWebマーケッターである私が日々学んだこと、考えたこと、伝えたいことをシェアします。書籍紹介記事多め。

【書評】日本一わかりやすい!個人事業主・中小企業のための補助金獲得の教科書

今日は中小企業や個人事業主の皆さんにとって、まさに「未来を変える」可能性を秘めた一冊、『日本一わかりやすい!個人事業主・中小企業のための補助金獲得の教科書』についてお話したいと思います。

 

4兆円もの補助金が存在しながら、その利用者はわずか1%。私たちが無視できない、未活用の巨大な資源がそこには存在します。その「補助金」をどう活用すればよいのか、この本はその全てを解説してくれます。

 

本書の内容と特徴

第1章から始まり、補助金の本質についてわかりやすく解説。なぜこれが個人事業主や中小企業にとって重要なのか、その背景についても詳しく説明されています。

 

さらに進むと、補助金の中でも特に有効な「持続化補助金」についての説明や、成功事例が掲載されています。

 

補助金に関係するクラウドサービスや認定制度についても詳しく解説されており、どんな小さな事業でも可能性を広げるヒントが満載です。

 

特に素晴らしいのが、第4章の「補助金申請のための事業計画書づくり 3段階18のステップ」。

 

補助金申請が難しく感じる方も、このステップに沿って進めれば、誰でも事業計画書を作成することが可能になります。

 

そして、補助金の採択率を上げるテクニックや、補助金申請の具体的な流れ、採択後の手続きまで、実際に補助金を活用するための具体的なノウハウが満載されています。

 

総評

この本を読めば、補助金の全体像が把握でき、自社のビジネスにどのように応用すればよいかが見えてきます。特に補助金の存在を知りながらも、どう活用すればよいのか分からずにいた方、これから事業を始める方にとって、本書はまさに「教科書」と言えるでしょう。

 

経営者として、4兆円の予算を有効活用しない手はないですよね? 未来を切り開きたい皆さん、本書を手に取って補助金の可能性を探ってみませんか。