モリヤ書房

大学卒業後、一度も就職することなくフリーランスになったWebマーケッターである私が日々学んだこと、考えたこと、伝えたいことをシェアします。書籍紹介記事多め。

Facebookはオワコンかもしれないと思ったので調べてみた

Facebookはオワコンなのかもしれないと思って調べてみました。

 

オワコンとは?

オワコン(おわコン、終わコン、終わったコンテンツとも)とは、主に一般ユーザーに飽きられてしまい、一時は栄えていたが現在では見捨てられてしまったこと、およびブームが去って流行遅れになった漫画・アニメや商品・サービスを意味するインターネットスラングである

(ウィキペディアより)

 

SNS疲れなんて言葉も聞くし、そういえば私自身以前ほどFacebookに熱中してないなって感じたんです。

 

Facebookを始めた2010年~2011年くらいにかけてが、そういえばFacebookを1番熱心に投稿していたなと。今はほとんど投稿しなくなってしまいました。

 

もっとも私の場合は仕事・プライベートともに使う必要があるからグループやメッセンジャーでのコミュニケーションのためにFacebookはほぼ毎日使ってます。妻だったりまわりの友人を見ても、必ずしも仕事で使う必要がなくても普通に使ってるよなーと思っていました。

 

じゃあ、実際のところどうなんだろうと思って、googleトレンドを使って調べてみたんです。

 

googleトレンドというのはgoogleの検索数の推移を見ることができるサイトです。

ここでFacebookを検索してみると・・・

 

結論として、Facebookはたしかに全盛期に比べて落ち目です!

とはいえ、オワコンというほどユーザー数は減ってはいないように思います。

 

では、具体的にどんなふうに調べたのか結果を考察していきますね。

 

まずは、Facebookの検索数のデータを・・・

 

じゃん!

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ほら、やっぱり落ち目だった!

 

Facebookの検索数は2012年の12月をピークに右肩下がりです。

ピーク時の半分以下になっています。

 

ほかのSNSとも比較してみましょう。

というわけで、Twitterは?

 

どんっ!

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Twitterも右肩下がりなんですね。

 

Facebookよりもピークの時期が遅いのが意外でした。

 

でも、実はこれ世界全体でのトレンド。日本の場合は・・・

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あれ?

Facebookに比べて日本では下がり方はゆるやかですね。

 

しかも・・・

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ツイッターとカタカナに直したら右肩上がりですらありました。

日本ではTwitterが支持されてるんですね。

 

天空の城ラピュタが放送されたときには、みんなでツイッターでバルスしたり、独特の文化がありますからね。

 

俳句や短歌が発祥の日本では、ツイッターのように短い文字数で表現するのが好きな国民性なのかもしれません。

 

では、最近流行のInstagramはどうでしょうか?

まずは世界全体でのトレンドから。

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世界的に見たらずっと右肩上がりですね。

 

では日本は?

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世界から見たらやや遅れているものの、最近になって急に伸びてきました。

 

今度はYouTubeはどうでしょう?

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なかなか安定しているようです。

ピークは過ぎていますが今のところ下げ止まってキープしていますね。

 

いわゆるYouTuberと呼ばれる人たちが出てきて頑張っているせいもあるかもしれません。

 

最後に、LINEを調べてみました。

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LINEは伸びは止まっていますが、安定して検索されているようですね。

 

googleトレンドでは複数の指標を比較することもできます。

 

これまで調べてきたFacebookTwitterInstagramYouTubeLINE5つを比べたらどうなるでしょうか?

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おー!

 

一時期は圧倒的に検索されていたFacebookはみるみるうちに減って、今ではTwitterYouTubeLINEにすべて抜かれていることがわかります。というかYouTubeの安定感が凄いですね。

 

Instagramは伸びてはいるものの、ほかのSNSに比べるとまだまだシェアは少ないですね。

 

ちなみにこれは日本国内のトレンドですが世界的に見ると・・・

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Facebookの実力は健在のようです。Twitter、InstagramLINEに関してはないに等しいくらいのようです。アメリカ大統領のドナルド・トランプとか結構Twitterでつぶやいているイメージあるんですけどね。

 

このグラフはgoogleの検索回数をベースに作られていると思われますので、アプリにもともと入っていたり、お気に入りに入っていたりすると、検索はされにくくなると思われます。

 

とはいえ、それはどのSNSも条件は一緒ですので、体感的に見てもこんな感じのSNSの利用状況で合ってそうだなという気がします。

 

こちらのページによると・・・

 

www.uniad.co.jp

 

それぞれのSNSのユーザー数は、

Facebook・・・2400万人

Twitter・・・4000万人

Instagram・・・1000万人

LINE・・・6800万人

 

だそうで、Twitter多いのはたしかにそうなんですね。Instagramgoogleトレンドではそれほど検索数がなかったように見えましたが、1000万ユーザーでしかもさらに伸びているということで、今後はまた違ってくるかもしれません。

 

(2018年4月追記)

データが更新されたので追記します。

Facebook・・・2,800万人(2017年9月15日時点)

Twitter・・・4,500万人(2017年10月26日時点)

Instagram・・・1,706万人(2017年8月時点)

LINE・・・7,100万人(2017年9月時点)

おおまかな傾向は変わっていませんがInstagramの伸びが凄いですね。インスタ映えが流行語にノミネートされましたし、勢いあります。

(追記ここまで)

 

LINEを使っているユーザーはとにかく多いですね!私の両親や妹など、TwitterFacebookはやっていないけど、LINEだけはやっています。そういう意味でも当たってそう。

 

LINEはアプリでスマホに入っているので、あえて検索する人は少ないのかもしれませんね。一般的なSNSのような発信や情報収集に使うのではなく、仲の良い人との交流に使う程度の人も多いかもしれません。

 

情報発信をする側の考え方からすると、Facebookは日本では落ち目。Twitterの勢いはキープ、Instagramは伸びてる、LINEは検索こそされないもののユーザー数はずば抜けていて利用率は高い、検索数ベースではYouTubeが最強。YouTuberが勢いあるわけだ。

 

って感じでした。

 

単純に検索数ベースだとSNSの盛り上がり具合は、

 

YouTubeTwitterLINEFacebookInstagram

 

ということになりますね。

 

ちょっとこれは意外だったという方も多いのではないでしょうか?

 

情報を発信していく優先順位も、この順番は頭に入れておくと参考になるかもしれませんね。

 

ユーチューバー目指したほうがいいかもって、思えてしまうデータでしたね!

 

 YouTubeを使った動画集客に力を入れていないなら、やってみることを検討してみてもいいかもしれません。

 

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ステージを上げるSNS絶対6ルール

 文響社という出版社に最近注目しています。

あまり聞いたことのない人もいるかもしれないけど、「うんこ漢字ドリル」を作った出版社だと言えば、「あそこか!?」と思い出す方もいるかもしれません(笑)

 

うんこ漢字ドリルだけでなく、ビジネス書も文響社からはたくさん出ています。

そんな文響社の新刊をチェックしていたときに目にとまったのがこちらの本。

 

ステージを上げるSNS絶対6ルール(生駒幸恵著)です。

 

著者の生駒幸恵さんはInstagramを得意とするソーシャルメディアプロデューサーの方。マツコの知らない世界」にも出演して写真を使ったSNSノウハウを広めている方のようです。

 

私がTwitterで、この本を買ったことをつぶやいたら、すかさずお礼のリプライをくださり、凄いなーと驚きました。

 

今まで私はTwitterFacebook、ブログ、メルマガなどいろんなSNSで発信をしてきましたが、Instagramだけは真面目に取り組んだことがありませんでした。

 

2年前くらいに、今後Instagramが流行りそうだという話を聞いて、一応登録はしたものの、投稿するのはせいぜい隔月くらい。ほぼ使っていないも同然ですね。

 

私はあまりビジュアルで勝負をするようなコンテンツを持っていないので、使う意味がないのかなと思ったInstagramですが、本を読んだらやってみても良いかもしれない気がしてきました。

 

特にビジュアルを使って自分の世界観を表現できるのがInstagramの良いところです。世界観というのはInstagramを使わなくても、伝えたほうが今の時代はより訴求力が強くなることが想像できます。

 

Instagramでの表現を通して自分が伝えていきたい価値観や世界観を再構築していくのは意味があると思いました。

 

一通り読んでみて特に大事だなと感じたのは・・・

 

1、継続すること(可能な限り1日1投稿以上、最低でも週3回)

これはどのSNSでも大切なことだと思いますがInstagramも同様のようです。

ただ継続するだけでなく、より良くなるように試行錯誤したり、研究を重ねていくことはもちろん大切です。

 

トップのインスタグラマーの方々の並々ならぬこだわりについても、本書の中では語られていました。

 

2、最初の9枚の投稿写真が第一印象を決める

Instagramはトップにある9枚の写真を見て、その人の印象が決まる傾向にあるようです。これは、ほかのSNSにはない特徴ですね。

 

ですので、直近の9枚で自分の伝えたい世界観が伝わるようなベストなバランスを考えた投稿をしていくのが良いようです。

 

例えば、ホリエモンこと堀江貴文さんのInstagramなどは、ひたすら肉ばかり投稿されていましたが、それはそれで堀江さんのInstagramでの世界観としてはOKだと思います(笑)

 

3、ハッシュタグを使いこなす

ハッシュタグツイッターFacebookでも使うことができますが、Instagramの文化はほかのSNS以上にハッシュタグを使った交流が盛んなのが特徴です。

 

自分オリジナルのハッシュタグを使ったり、逆に #フォローミー のようなフォロワー集めを目的とした見苦しいハッシュタグを使わないことが大切です。

 

特に10代、20代の女性のユーザーが日本の利用者の中には多いInstagram。テレビを見ていてもInstagramという言葉はここ23年で結構耳にするようになりました。

 

渡辺直美さんのようにInstagramで絶大な支持を集めている人が多い一方で、一般人でもビジュアルが得意な人は1000いいね以上集める影響力のあるインスタグラマーさんもいます。

 

色々なSNSがある中で、効果的に使いこなして発信をしていきたいものですね。

 

ステージを上げるSNS絶対6ルール

頑張らずにスッパリやめられる禁煙

川井治之さんの著書「頑張らずにスッパリやめられる禁煙(サンマーク出版)」を読み終えました。

 

頑張らずにスッパリやめられる禁煙

私は1度もタバコは吸ったことないのですが、川井さんとは8年前にとあるセミナーでお会いして、お互い出版を目指しているという状況でした。

 

幸運にも私はその翌年に出版することができたのですが、川井さんはなかなかご縁がなかったようで、8年越しでようやく今月、出版をすることができました!

 

諦めずに8年間、行動し続けたことは素晴らしいですね。そんなわけで、タバコは吸っていなくても、これは読ませていただこうと思い読んでみました。

 

そしたら驚きました。

 

禁煙に限らずいろんなことに使えそうなことが、たくさん書かれている1冊になっていました。

 

参考文献に私がお気に入りの本がたくさんあったことも、凄い偶然だなと思います。

本書では「体の依存」「習慣依存」「心の依存」という3つのアプローチから禁煙することを推奨しています。

 

禁煙外来では主に薬を使って「体の依存」に対して働きかけ、「禁煙セラピー」などの有名な禁煙本は「心の依存」に対して働きかけるものだそうです。

 

ですが、3つのアプローチ全部を考えないと、結局禁煙に失敗してしまう人が多いのだそうです。

 

タバコを吸っていない私でも興味深いなど思った箇所もいくつかあります。

 

1、「禁煙は一回で成功するべきだ」という「べき思考」が失敗を招く

 

この「失敗してはいけない」というのは、多くの人にいろんな場面で湧き上がってくる感情ではないかと思いました。

 

きっと、子供の頃からの教育や環境などが、失敗は悪いことで失敗はしてはいけないと刷り込みを与えられている人が多いのかもしれません。

 

でも、実際は失敗することは悪いことでもなんでもないです。特に禁煙なんて、失敗したことによるリスクはほとんどありません。

 

でも、失敗することを過度に嫌がって、失敗したことで2度目以降の挑戦をしなくなってしまう人もいるようです。

 

そういった、思い込みの存在を指摘している箇所があるのは禁煙のみならず、いろんな場面でそういった刷り込みが行動を制限してしまうのではと思いました。

 

2、自己コントロール力は消耗する

 

自己コントロール力によって人は行動や判断をするそうなのですが、この自己コントロール力は行動するごとに消耗をしていくそうです。

 

習慣化をするときは習慣化する行動を1つに絞るべき。ということも古川さんの本には書いてありましたが、それもこの自己コントロール力の消耗が理由だったのですね。

 

仕事が忙しいときなどストレスがたまっていると自己コントロール力が低下して、新しい行動がしずらくなるそうです。

 

だからこそ、習慣化の際は自己コントロール力を温存することと、自己コントロール力そのものを強化することが大切なのです。

 

3、自己コントロール力の強化方法

 

自己コントロール力の強化方法として「運動」と「瞑想」が挙げられていました。

このメリットを考えると「運動」と「瞑想」に関しては優先して習慣化していきたいですね。

 

また、自己コントロール力を弱めない工夫としては「食事」「睡眠」「呼吸」などに気を配ることが推奨されています。

 

たしかに、お腹が減っていたり眠いと、行動するどころではなくなってしまいますよね。私も睡眠時間が少ないと、行動の効率が激減してしまう気がします。

 

 

自己コントロール力の消耗を少なくした上で、さらに強化していくということを目指していくことで、より充実した人生になりそうだなと感じます。

 

タバコを辞めたい方にとって、救世主となる1冊がこの「頑張らずにスッパリやめられる禁煙」になると思いますので、タバコを辞めたい方は、ぜひ手にとってみてください。