Startup GRIND TOKYOのFireside Chatに行ってきた感想
先月末、9月28日の話になりますが、Startup GRIND TOKYO(スタートアップグラインド東京)という団体が主催するFireside Chatに行ってきました。
Fireside Chatは「起業家が集まるイベント」ということで、毎月勢いのあるベンチャー起業家の方が登壇して、起業の体験談を語っていただきます。
私は参加者としてというよりも、スタッフとしてお手伝いをしてきました。
Startup GRIND TOKYOは、何年も一緒に仕事をさせていただいている、(社)日本適性力学協会(ウェルスダイナミクスを日本で提供している協会)の宇敷珠美代表が東京支部を立ち上げて活動をしている団体です。
そんな、宇敷さんとのご縁もあってお手伝いしています。
そしてこのイベント、起業を目指しているなら、とてもメリットが満載なのでおすすめです。
特に、将来上場を目指すような画期的なスタートアップを目指すなら、大きなビジョンを掲げて挑戦をしている起業家が毎月登壇するので楽しいはず。
Startup GRIND TOKYOとは?
Startup GRINDは、もともとシリコンバレーで誕生したイベントです。
これから起業したい人や、起業してさらにステップアップしたい人に刺激を与え、互いに交流を深めることができるイベント「Fireside Chat」を毎月開催しています。
「Fireside Chat」はスタートアップ起業、ベンチャー起業の起業家を招いて、体験談や自分が関わっているビジネスの話を語ってくれるインタビューパート。
参加者からの質問に答えていく、Q&Aパート。
そして、軽食も食べながら参加者や登壇者と話ができる交流会パートの3つからなるイベントです。
場所はStartup GRIND TOKYOというだけあって、東京都内で行います。
ここ何ヶ月かは、渋谷にあるPlug and Play Shibuyaで行われていることが多いです。
価格は定価2800円ですが、早割で申し込むと2000円になります。また学生は1000円で参加できます。軽食やアルコール有りの飲み物までついて、この値段はなかなかお得ではないでしょうか?
趣旨に賛同してくれるスポンサーがついているので、会場、飲食、講師料などはすべて無料なので、この価格での実施が実現できているのです。
フォースタートアップス株式会社の志水雄一郎社長が登壇
9月のFireside Chatではフォースタートアップス株式会社の志水雄一郎社長が登壇されました。
お恥ずかしながら、9月に登壇された志水社長の会社「フォースタートアップス株式会社」のことは、このイベントで知るまでは聞いたことがありませんでした。
フォースタートアップス株式会社はスタートアップ企業、特に成長産業における企業に対して人材支援を中心とした、さまざまな支援を行っている会社。
人材支援のサービスは数多くあり、ニーズのありそうな分野ではありますが競合も多そうです。そんな中、成長産業に特化した人材支援を行うというビジョンのもとでサービスを提供しているのが差別化ポイントですね。
志水さんのトークはとても迫力がありました。
勢いのあるベンチャー企業の採用戦略とは?
調べてみると、フォースタートアップス株式会社にはさまざまなベンチャー系の大手企業から優秀な人達が転職してきていることが分かりました。
その理由はなんなんだろう?
と、参加する前は疑問に思っていました。
ベンチャー支援のビジネス界隈では有名な会社のようでしたが、一般的には決して知名度が高いとは言えないと考えられるこの会社になぜ優秀な人が集まるのか?
その答えの1つは、社長の魅力なんだろうなということです。
そもそも、社長の志水さんはヘッドハンターとしてもとても優秀で実績を持たれている方。
そのヘッドハンティングの手法は独特で、相手の話を傾聴することは、ほとんどしないそうです。
というのも、多くの人の話は聞く価値がない。自分の言っていることの方が絶対に正しいし聞く価値がある。そんな強い確信を志水社長は持っていたようです。
そして、その明確なビジョンと熱意ある語り口によって、引き寄せられる人が多いのではと思いました。
代表がビジョンを明確にして魅力的に語れるようにすることはベンチャー企業の採用においては大きな武器となりそうです。
成功する起業家の考え方とは?
8月、9月と2ヶ月間ほどStartup GRIND TOKYOのFireside Chatに参加していますが、そこに登壇した2人の社長の共通点は「仕事に対する圧倒的な意識の違い」にあると感じました。
とにかく、向上心が強く会社員の時代から、パフォーマンスが圧倒的。
そのエネルギーはどこからくるのかなと感じるくらいです。
自己啓発本などでは「マインドが大切」と書かれていたりしますが、それは事実なんだと思わざるを得ないくらい、圧倒的に高い起業家マインドを持たれているのが勢いのあるベンチャー企業の経営者の特徴なんだ。
と思わずにはいられません。
こういった凄い人と同じ空間をともにするだけでも、大きな刺激になって自分の仕事にも良い影響が得られるだろうなと感じています。
もちろん、起業をするにあたっての貴重な体験談は、知っておくことで自分のビジネスをしていく上でも勉強になる部分は多いです。
Startup GRIND TOKYOのFireside Chatに安く参加する方法
Startup GRIND TOKYOのFireside Chatは、元々非常にお得な価格帯のイベントですが、私はスタッフということで割引で参加することができるコードをいただいています。
なので、私のコードを申込時に入力していただくと、もともと参加費2800円のところを1000円安い1800円で参加することができます。
軽食と飲み物(アルコール有り)がついて、豪華なゲストである経営者の方の話を聞いてつながることができて、この価格は結構お得ではないでしょうか?
参加したい場合は申込時に moriya2018 の割引コードを入力した上でご参加いただけると定価より1000円安い価格で参加できます。
→ 今後開催される起業家の集まるイベント「Fireside Chat」の一覧はこちら。
直近で開催されるのは10月15日(月)に開催されるイベントです。
波乱万丈で興味深い経歴を持つ社長さんがゲストで登壇されます。
→ 10月15日(月)に開催されるFireside Chatはこちら
※割引コードmoriya2018を入力して申し込むとお得です。
Startup GRIND TOKYOのFireside Chatの内容を無料で確認する方法
実はこのイベント、過去のインタビュー動画がYouTubeで無料公開されてます!
ですので、内容を知るだけならYouTubeを見ていただけると分かります。
→ Startup GRIND TOKYOのYouTubeチャンネル
※チャンネル登録もぜひ!
とはいえ、当日会場に来ると、登壇する起業家の方に直接質問ができるQ&Aセッションがあり、そこではオフレコの話もバンバン飛び出すので、やはり当日に来る価値があります。
直接、同じ志を持つ人達と軽食を食べながら交流できる場も、直接来た人にしか味わえないので、お近くの方はぜひいらしてくださいね。
photo by かわい まり (Mari Kawai)
どうやって独立したのか?企業に一度も就職することなく自然に独立したプロセス
私はライターやWebマーケッターとしてフリーランスの活動をしています。
大学を卒業後、大学院に進み、その後大学院を中退して独立することになりました。
そんなこと言われたら、「一体、お前はどうやって独立したんだよ?」って疑問を持たれるかもしれません。
学生さんや会社員の方からしたら、難しそうに思えるかもしれませんが、当時の私からすると決して簡単ではなかったものの、「自然に」独立しました。
試行錯誤はたくさんしましたが、そんなに苦しかったという感覚もありませんでした。
そこで今回は、私がどのようにして独立していったのか?流れを書きたいと思います。
目次
- 1.どうやって独立したのか?
- 2. どんな失敗談があったか?
- 3. 成功につながった行動は?
- 4.これから独立したい人へ
- 4-1 スキル高めるために学ぼう
- 4-2 アウトプットしよう
- 4-3 仲間を作ろう!
- おわりに
「城持ちポジション」は再現性が低い byフリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法
山田竜也さんの「フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法」(日本実業出版)を読んだ。
やはりフリーランスの身としては気になるタイトルの1冊。
一言でフリーランスと言ってもいろんな働き方があるのですが、共通して使えそうな考え方も「47の方法」の中にはたくさん書かれていました。
その中でも、印象に残ったのは『「城持ちポジション」はいちばん再現性が低い』の一言です。
「城持ちポジション」というのは、特定分野のカリスマとして、コアなファンを獲得しているフリーランスのことを言います。
ブロガーだったり、SNS上でインフルエンサーとして影響力を持っている人が多いですね。
ネット上で情報収集をしていると必然的に目立ってくる人たちなので、フリーランスを目指すならこの人たちみたいにならなきゃいけないんだ。
って思っちゃう人も多いと思います。
というか私自身最初はそう思ってましたし、そもそもそれしか知らなかったですからね。でも、本書に紹介されているとおり、
『城持ちモデルで成功している人は、フリーランスの全体人口の中ではかなり少数派です。成功している人の足もとには、挑戦してうまくいっていない人の屍が山のように積み重なっているのが現実です。』
とありました。たしかにそんな気はします。
城を持つためにブログやSNSで発信を始める事自体、それほど金銭的なリスクがあるわけではないので、うまくいかなくてもそんなに問題はないので挑戦すること自体は良いと思います。
ただ、「挑戦したけどうまくいかない人が多い分野である。」ことは、知っておいたほうがいいことかもしれません。
「城持ちポジション」を目指す人で、うまくいかない人は私から見たら、勉強不足だったり、作業量が絶対的に足りてないなって人も多いですが、そもそも適性がない人もいます。
そういう人はフリーランスは無理なのかというと、そんなことは全然なくて本書の中では、
・特定の分野で高いスキルを身につけ、それを武器にして仕事につなげている「職人ポジション」
・相談を受けて、悩みを整理、解決していく中で仕事につなげていく「相談役ポジション」
がフリーランスでうまくいくポジションとして紹介されていました。
また、3つのポジションはそれぞれどれか1つのみを選ぶ必要もなく、むしろ得意なポジションを伸ばしつつ残りのポジションの要素も含めていくのが良さそうです。
職人ポジションとしてスキルを高めつつ、相談役にもなり、自分自身で情報発信をすることでも仕事につなげていくことを並列で進めることもできます。
ちなみに、年収1000万円以上あり、かつ稼ぎ続けているフリーランスの人は「職人ポジション」と「相談役ポジション」の両方に当てはまる人が多いとのことです。
発信者として影響力を持とうとするのも1つの戦略ですが、それ以外の道を極めてフリーランスとして稼ぎ続けることができると知るだけでも、気持ちが軽くなる人もいるのではないでしょうか。
一方で、「職人ポジション」を目指しつつ、そこまで卓越したスキルがないんだよなって場合でも、相談役ポジションとして信頼関係をしかるべき人と構築していけば、仕事はとることができるとも言えます。
フリーランスとして今後も稼ぎ続けたい、あるいは稼げるフリーランスになるイメージをつかみたい会社員の方にはおすすめの1冊です。