モリヤ書房

大学卒業後、一度も就職することなくフリーランスになったWebマーケッターである私が日々学んだこと、考えたこと、伝えたいことをシェアします。書籍紹介記事多め。

作文が大の苦手だった小学生が大人になって作家になった文章上達法をまとめてみた

あなたは文章を書くのって得意ですか?

私は小学生の頃は、かなり文章を書くのが苦手でした。

 

作文がすごく苦手で400字詰め原稿用紙3枚書いてくださいとか言われると、もうどうしたらいいか分かりませんでした。

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遠足の感想を書いたときなんて、

 

「●●に行きました、××に行きました、▽▽をして遊びました。お弁当を食べました。楽しかったです。」みたいな感じで、あったことを羅列してただけで、とても文章を書くのに苦労してました。

作文が苦手なのを克服できた文章上達法 

それが、中学生くらいのときからでしょうか。

だんだん、文章を書くのが好きになってきました。

 

書いた文章がお手本として紹介されるなど、どちらかと言えば文章を書くことは得意分野になっていきました。

 

どういうわけか、大人になったらライターとして文章を書くことでお金を頂いたり、出版社から自分の本が出たりということも、起こってきました。

 

これは、一体どういうことでしょうか?(笑)

 

どうして文章を書くのが好きで得意になってきたのかというと・・・

思い当たることはいくつかあります。

 

そんな私が体験した文章上達法をまとめてみます。

 

1、自分の好きなことを書くようにした

結局、作文が苦手だなって思ってたときって、好きでもないことをいやいや書こうと思っていたんです。

 

それが、まさにそうだなと思ったのが高校2年生の夏休みに読書感想文の宿題をやったときの話です。

 

読書感想文を書こうとある本を読んだのですが、いまいちこの本じゃ感想書けないなって感じだったのです。

 

そこで、「この本だったら感想を書きたい!」って思える本と出会えるまで、何冊か本を読み続けたのです。

 

そうして、感想を書きやすい本についての読書感想文を書いたのです。ちなみに、そのときに書いた文章はなにかの賞をいただけた記憶があります。

 

やっぱり、興味のないことだったり、感想を書きにくい題材ってあるんですね。

 

それはいまでも一緒です。思ってもないことを書くのは技術的にはできますが、やっぱり力が入らないし、書くのは難しいものです。

 

思ったことを正直に書く。情熱が持てることを文章にする。

 

これが、気持ちよく文章を書くコツではないかと思います。

 

2、読書をするようになった

小学生のときから、私はわりと読書をする方だったと思います。

これは、読書が好きだったというよりも、外で遊ぶのが嫌だったから図書室にいたら外で遊ばなくても怒られなかった。

 

という極めて消極的な理由で、よく本を読んでいたというのがあります(笑)

 

でも、本を読み始めたら意外と面白いもので、自分が好きな分野の本をどんどん読んでいましたね。恐竜とか、宇宙とか、手品とか・・・

 

マイブームはそのときどきで変わっていました。

親にもよく図書館に連れていってもらいました。そういう意味では父親も本をたくさん持っていたので、親の影響は大きかったですね。

 

最初は文章が苦手でも、本と触れることが増えることで文章に対するアレルギーはなくなっていったように思います。

 

読書の中にも「好きなこと」は入っていますね。

 

3、国語の教科書を書き写した

中学1年生のときに、国語の先生が「国語の教科書の内容を書き写したら国語が得意になりますよ。」と言っていて、それを真面目に実践していました。

 

今思えば、それも確かに効果はあった気がします。

 

書き写していくことで、文章の型が自然と身につきますし、教科書の内容でしたらその型はおかしなものではなく、おそらくスタンダードな正しい分かりやすい日本語になることでしょう。

 

そうすることで、自分で文章を書くことも、次第にできるようになったのではないでしょうか。

 

ちなみに、起業後はセールスのための文章を学ぶために、売れているセールスレター(商品の販売ページ)の文章を手書きで書き写すということをやっていた時期があります。

 

なかなかの苦行でしたが、これもまた、今思えば文章を使ったセールスの型が身について、役立ったかなと思います。

 

いわゆるモデリングということを自然とやってたということになりますね。

 

文章上達方法のまとめ

作文を書くのが大の苦手だった私が、いつの間にか文章を書くことが得意になり、文章を書くことでお金がいただけるようになってしまった。

 

そんな文章上達方法をまとめてみました。

 

まずは、自分の興味のある分野の本をたくさん読むこと。

そして、好きな文章を実際に真似して書いてみること。

 

インプット、真似て書く、好きなことを書く。

 

こういったインプットとアウトプットとモデリングを繰り返すことで、それなりに文章が書けるようになったなと思います。

 

そういう意味では、本に触れる機会を最初にたくさん作ってくれた親に感謝ですね。

自分の子供にも、好きな本をたくさん読ませてあげないとなと改めて感じました。

 

こうして、文章を書く基本を身につけておくと、ブログやSNSで文章を書くときも、すんなり入っていけます。

 

基本はできた!じゃあ、ブログの書き方そのものをもっと上達させたい。

そんなときは、「ブログを早く読みやすく書いてファンを増やすための3つのポイント」の記事を読んでみてください。

 

単にブログを書くだけでは終わらない、早くブログを書いて、しかも読みやすくてファンが増える文章の書き方のコツをまとめています。

 

いきなりブログを早く読みやすく書いてファンを増やすのは大変です。

その前段階として、今回お伝えしたような基本を固めておく時期があると、スムーズにブログを書くことにも応用できることでしょう。