「僕らが毎日やっている最強の読み方」を読んでモチベーションアップ!
ジャーナリストの池上彰さん、作家の佐藤優さんの共著「僕らが毎日やっている最強の読み方―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意」を読んだ。
二人とも頭おかしい。(良い意味で)
インプットの量とアウトプットの量が桁違い。
読んでみて、私自身もインプットとアウトプットのモチベーションが上がりました!
おかげで、またブログ記事を書くことができた(笑)
そんな1冊「僕らが毎日やっている最強の読み方」のまとめと感想を書いてみます。
【目次】
「僕らが毎日やっている最強の読み方」はどんな本?
ジャーナリストの池上彰さん、作家の佐藤優さんの対談形式ですべて構成されている「僕らが毎日やっている最強の読み方」。
お二人の読んでいる新聞、雑誌、ネット情報、書籍、教科書、人から情報を得る極意などが紹介されています。
もちろん、それぞれの読み方や勉強法まで公開。
冒頭、いきなり新聞の話が出てきて、「今さら新聞なんて・・・」と、正直思いましたが・・・
「世の中で起きていることを「知る」には新聞がベースになり、世の中で起きていることを「理解する」には書籍がベース になります。両方を上手に使いこなすことが重要で、どちらか一方に偏るのはよくありません。」
こういったフレーズを見ると、最近インプットがネットと書籍中心になっていたので、新聞や雑誌からインプットするのも取り入れてみようとも思い直す。
これはすごくあるあるです。
池上さんも佐藤さんも、仕事としてたくさんのアウトプットの機会もあるから、圧倒的なインプットをしているのはあるでしょう。
ほとんどの人はジャーナリストでも作家でもないと思うので、自分の本業となる仕事や本業に関わる勉強もしつつ、プラスアルファのインプットとして本書の方法でインプットをして本業に活かしていくのが良いですね。
もちろん、池上彰さんや佐藤優さんの技術や考え方で参考にできるところはたくさんあると思います。全部真似しようとせず、できるところを少しずつ取り入れていきましょう!
インプットだけでなくアウトプットも重要
佐藤優さんは1ヶ月に約90本の締切のある文章を書いているそうです。
これは圧倒的。まさに作家という感じ。
池上彰さんも締切のある文章は月18本程度だそうですが、テレビ出演や大学での講義なども受け持たれているそうで、やはり圧倒亭なアウトプットがあるのは変わらずです。
その中で、インプットをする時間を確保して、新聞、雑誌、書籍、ネット情報などを取り入れているのだから凄い。
安易にこの本を真似すると、インプット過剰になってしまい知識太りするだけで終わりそうな人もいそう。
なので、ブログやTwitterなどでインプットしたことを自分なりに噛み砕いて吐き出す場を作りつつ、インプットをしていくことが大切になりそう。
もちろん、知った知識を本業や副業に活かせるお仕事をしている人なら、仕事に活かす形でアウトプットをしていくのでも良いと思います。
前提となる知識を得ることの重要性
新聞や雑誌は常に最新情報が流れていくフローの情報です。
これは、SNSやニュースサイトからのインプットも同様ですね。
一方で書籍で学ぶことだったり、学生時代に教科書で学ぶことはストックの情報。
1度学んだら、そう簡単に古くならない前提となる知識になるものです。
池上彰さんや佐藤優さんは大量のインプットとアウトプットをしていますが、それが効率よく可能にできるのは、前提となる基礎知識が十分にあるから。
そういう意味で、本書後半では書籍からのインプット。
さらには、教科書や学習参考書を学び直すことをおすすめしています。
「今さら教科書かよー」
と、新聞以上に今更感を持つ人もいるかもしれませんね。
ただ、大人になって改めて読み直してみると、学生時代に学んだことも面白いものかもしれません。
新聞、雑誌、ウェブからのフロー情報を少しずつ入手しつつ、書籍と教科書でも学ぶ。これは、「僕らが毎日やっている最強の読み方」の書籍を読んでみると意外と面白そうだと感じました。
池上さんも佐藤さんも、本当に勉強が好きなんでしょうね。
そういうお二人の文章を読んでいると、私も勉強したい気持ちが不思議と湧いてきます。