前田裕二さんのメモの魔力の感想
前田裕二さんの著書「メモの魔力」を読んだ。
前作の「人生の勝算」もメチャクチャ引き込まれる内容でワクワクしなから1冊読み切ることができました。
新刊となる「メモの魔力」は、「人生の勝算」以上に実用的なメソッドをまとめた使える内容になっていました!
今回は「メモの魔力」を読んで印象に残った箇所をいくつか紹介したいと思います。
30冊以上の自己分析ノートに書いた1000の質問
「人生の勝算」の中で、就職活動のときに自己分析ノートを30冊以上書いたというエピソードが出てきました。
私は、おそらくこの圧倒的な自己分析をしたことが前田さんの軸を作ったのだろうなと感じました。
ですが、自己分析に感する詳しいやり方は「人生の勝算」では語られることはありませんでした。
まさに、そのやり方をまとめたのが「メモの魔力」なのです。
就職活動のときのみならず、ビジネスアイデアやあらゆることを前田裕二さんはメモにとっているそうです。
そういったメモによって、前田さんが立ち上げたSHOWROOMのサービスは生み出されたし、数々のビジネスモデルやアイデアもメモから生まれたそうです。
やりたいことを見つける方法
「やりたいことがわからない」という人は多いと思います。
そのための自分探しをしても実際のところピンとくるものが出てくる人は少ないのではないでしょうか?
また、1度やりたいことが見つかっても、やっているうちに飽きてしまったり、「本当にこれでいいのかな?」と思えてくることもあると思います。
自分の中にある、確固とした軸があれば迷うことも少ないですよね。そのためにもメモを使った自己分析をしていくことは役立つのです。
メモのとり方
メモのとり方は本書の中でたくさん解説されているのですが、まず基本になる部分がここなのかなと思いました。
メモをとろうと思ったけど、どこが重要なのがわからなくて結局たいしてメモをとることなくミーティングが終わってしまった。
なんてことはありませんか?
私はよくありました(笑)
結局、頭があまり働いていなかったのかなと思いました。
すごくたくさんメモをする。聞いたことをすべて書きとるくらいの勢いでメモをとると集中力が必要です。
私もこれを意識してメモをとってみたら、たしかにすごく集中できました。
集中しすぎて頭がいたくなりました。
でも、聞く姿勢が格段にとれているなと感じたので効果を強く感じています。
メモは姿勢
「メモの魔力」では、メモのとり方について数々のノウハウが出てきますが、それよりも大切なのはこの考え方なのかなと思いました。
フォーマットがあったり、色分けすることだったり、細かいことはいろいろありますが、まず「メモをとる意識を持つ」ということ。
そこから付随して、情報に対する感度を上げて、考える力を養ってアウトプットをしていくことがメモをとる本当の目的ということです。
やり方にこだわってうまくやらなくてもいいということですね。
自分との約束を守る
これは、メモの話ではありませんが、「7つの習慣」の本の中にも出てくる重要な考え方ですね。
それでも、意外とできている人はいないのではないでしょうか?
私も知っていたのにやれていなかったことの1つでした。
前田裕二さんは寝る前の1時間を自分の時間としてアポをとって、そこで読書をしたりメモを使って深掘りをして思考の時間に当てたりしているそうです。
物凄い仕事量がありお忙しいはずの前田さんですら、そういった自分とのアポの時間を本業として別に持っているのです。
人とのアポが入れられるなら、自分とのアポも入れることができますよね。
夢や目標を叶えるためには、そこに向かう時間が必要です。
「いつやるのか?」を予定表に入れて、まずその時間に行動することが、特に行動力がネックになっている人にとっては大切なことではないでしょうか。
ちなみに前田裕二さんの前作である、「人生の勝算」も、とても熱くて面白い一冊です。
私が書いた「人生の勝算」の感想はこちら
blog.shinichiromoriya.com
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