会社を辞めて独立するタイミングはいつか?
会社を辞めて独立したい!
そんなふうに思っていませんか?
今の会社では、本当に自分がやりたいことができない!
もっと、好きなことを仕事にしたい!自由に仕事をしたい!
そう思って会社を辞めてしまう人もいるかもしれません。
それはそれで一つの選択かもしれませんが、会社を辞めて独立するタイミングについては、ちょっと考えてみたほうがいいかもしれません。
会社を辞めたら元の会社に戻れない場合が多い
会社を辞めた場合、元の会社に戻れない場合が多いと思います。
転職したら、前の会社以上の待遇が受けられない人もいます。
本当にそれで大丈夫でしょうか?
「好きなことだけをして生きていく」
というフレーズに影響されて収入がまったく無くなってしまうと、そもそも「好きなこと」ができない状態になってしまうことも。
それは避けたいところですよね。
今の給料以上に稼げるようになったときに辞める
分かりやすい会社を辞めて独立するタイミングは、
『今の給料、年収以上に稼げるようになったとき』
だと思います。
これは、間違いないですよね。
副業としてビジネスをスタートして今の会社での収入以上になったら、辞めても生活する上では困らないと思います。
会社員のときの収入は関係なしに、毎月の支出以上の金額を稼げれば、とりあえずは生きていけますね。
ただ、気をつけたいのは独立した場合は、その事業の売上・利益が今後ずっと続くとは限らないということです。
その年は良くても、翌年収入は下がるかもしれません。収入は下がるけど税金は前年の収入に応じて徴収されるので、そういうときは非常にきついです。
ですので欲を言えば、今の会社の給料+α が稼げるようになったときに会社を辞めるが安全といえば安全です。
ただ、それ言っちゃうと副業として今の会社の給料以上稼ぐって、なかなか難しい人もいますよね。
本業と同時平行で自分のビジネスを進めるというのは、相当大変だと思います。
現に私の妻は個人事業としての収入が全然入らないうちに会社を辞めて独立しました。
会社に行きながら、子供も育てていたので、もう副業をする時間なんてほぼとれない状態でした。
ビジネスモデルも、アロマトリートメントのサロンなので、会社に行きながらやるというのは非常に難しかったのです。
そんなわけで、収入が入らないうちに辞めました。
稼げるようになってから辞めるのは理想ですが、それ以外のタイミングも考えたいところです。
ビジネスモデルのめどをつけて独立する
会社を辞めて独立するのは良いのですが、そのときにノープランで辞めるのは本当にまずいです。
ですので、ビジネスモデルのめどをつけて独立するのは大切です。
いったい、何を売ってどのようにしてお金を得ていくのか?
その仕組みと実現方法がないと、ビジネスでの成果は実現しようにありません。
実際にその方法で稼いでいる人がどういうことをしているのかとか、商品メニューや集客の方法をリサーチするところは会社員にうちにやっておきましょう。
会社を辞めて時間ができたときに、そのことにすぐに取り掛かれるようにしましょう。
私自身は月に10万円以上をコンスタントに稼げた状態で大学を休学しました。
妻の場合は、会社を辞めた1ヶ月目でモニターを募集して体験談を集めて、その翌月からは有料でのお客さんを集めることを開始。
そういった、ビジネスモデルが明確になっているなら、事業に挑戦する価値はありますよね。
1〜2年分の生活費を貯金しておく。
これは「フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法」の中にも書かれていた基準ですが、
「1〜2年分の生活費を貯金して確保しておく。」のはとても大切です。
そうすれば、最悪無収入であっても、その期間はなんとか生活することができます。
焦りはとても悪影響を及ぼしますので、お金に関する焦りが少しでも減るようコントロールしていきましょう。
「これは行ける」と思ったビジネスモデルでも、ビジネスが軌道に乗って収入が入り始めるまでは時間がかかることもあります。
そこを乗り切れる貯金は持っておいたほうが良いです。
まとめ
結局、会社を辞めるのはいつが良いのか?
・すでに売上が上がっていて、やるべきことが明確になっていること
・生活費の1〜2年分の準備ができていること。
この2つのどちらか、できれば両方が達成できた状態で会社を辞められると、とても安定した独立のスタートを切ることができますね。
独立をしたい場合は参考にしてください。
安易に独立を勧めませんが、挑戦することは素晴らしことです。
安心して挑戦できるだけの土台を作ってから、会社を辞めて自分のやりたいことに挑戦をしていきましょう。
もちろん、会社に行きながら挑戦できることもたくさんあるでしょうから、今の会社でやれることを全部やってから辞めるという意識も大切ですね。
今回の記事で紹介した「フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法」の本の話はこちらの記事でも書いています。
合わせて読んでみてくださいね。