モリヤ書房

大学卒業後、一度も就職することなくフリーランスになったWebマーケッターである私が日々学んだこと、考えたこと、伝えたいことをシェアします。書籍紹介記事多め。

神速スモール起業で1日で自分のビジネスを立ち上げる!

小山竜央さんの著書「神速スモール起業」を読んだ。

起業というと凄く高いハードルに見えるかもしれませんが、さまざまなITツールが登場した現在では自分の商品を世の中にリリースして売り始めるというのは、決して難しいことではなくなっています。

何年か前では、自分で販売サイトを作らないといけなかったし、集客も1からやるようでした。

商品を作って売り始めるまでに、物凄い時間がかかったし、そこで初めての売上ができて、継続して売り続けるとなると、それはそれは難しいものでした。

しかし、今は違います。

仲間が必要ならオンラインサロンで集めればいいし、お金が必要ならクラウドファンディングで使えばいい、集客はタイムチケット、ココナラ、ストリートアカデミーなど各種サイトでさまざまな商品を販売可能。

やりたいことは、なんでも短時間で実現できてしまう時代です。

ですが、そんな時代だからこそ「やるべきこと」と「やるべきではないこと」があります。

誰でも起業で成功できるわけではなく、起業してうまくいくための方法論をシンプルに体系化したのが本書です。

そんな、「神速スモール起業」からの学びをまとめてみます。

自分のビジネスを立ち上げるスピードを重視する

起業って、どのくらいの時間がかかると思いますか?

会社立ち上げの手続きが面倒だし、時間が必要・・・

今の時代、そんなことをしなくてもビジネスを立ち上げることができます。

法人化しなくても個人事業で始められますし、開業届は出したほうがいいですが、それもあとまわしてにして稼いでから提出すればいいことです。

「神速スモール起業」のステップはすぐに始めることができるので、まずは商品を決めて売り始めることをなるべく早くやる。

ということが大切です。

「1日で自分の商品を作って売り始める」

「試行錯誤して3ヶ月しても売れなかったらそのビジネスは辞める」

このシンプルなルールですばやく起業していきます。

商品販売のテンプレート通りにまずはやってみる

「神速スモール起業」には、起業までの明確なステップが記載されています。

ビジネスプランを作る7つのステップ、サービス・商品を売るための8つの「神速フォーマット」によって、ビジネスプランを考えて売り始めることができます。

このテンプレート通りにまずはってみることが、最初の一歩として大切ではないでしょうか。

多くの人は、あーでもないこーでもないと、行動することを先送りにしてしまいます。

もちろん、リスクのあることをやるなら、慎重に考えたほうがいいです。

でも、Web上で既存のシステムに乗っけてビジネスを立ち上げることって、ほとんどお金もかけないし、時間だって1日あればできてしまうくらい手軽なことです。

そのレベルのリスクに対して、慎重に考えるのは考え過ぎかもしれませんね。

いくらスモール起業で、簡単に起業できるITツールがあるといっても、そこでビジネスを立ち上てうまくいくためには、ある程度の方法論があります。

その最低限の方法論がフォーマットとしてまとめられているので、そこだけ抑えて商品リリースまでこぎつけましょう。

まずは時間を起業するための確保することから

そうは言っても、行動できないかもしれません。

その理由は「行動する時間がないから」

日々の生活をしていく中で、新しいことをする時間を作る必要があります。

1日で起業できるといっても、その自由になる1日を作るのは社会人として生活している人には至難の業です。

結婚していれば、休日だって家事や育児で丸一日は使えないと思います。

だからこそ、5分でもいいから時間を作る。

そして、細切れの時間の中で、できることをやっていく。

できれば、まとまった2、3時間を作ってその時間をブロックする。

そういった時間を作ることの大切さが各所に盛り込まれているのも「神速スモール起業」の良いところです。


「神速スモール起業」で自分のビジネスを作る第一歩を

ノウハウがないからうまくいかないのではなく、そもそも行動する時間がとれなくて、土俵にすら上がれない人はたくさんいるのではないでしょうか。

「神速スモール起業」を読めば最初の一歩を踏み出す勇気をもらえると思いますし、最初の一歩を踏み出すためのステップもわかります。

私も自分の商品を作るということに関して、ずいぶん後回しにして時間を作ってきませんでしたが、これを機会に自分の商品を作っていきます。

まずは時間をブロックして、新しいことをする時間を確保するところからですね。

「神速スモール起業」は、副業としてビジネスを始めたい人。

あるいは新しい分野に参入したい一人起業家の人にはとくにおすすめです。