ブログは本当にオワコンなのか?
ブログはオワコンである!
という考え方を見かけるようになりました。
多分、ブロガーのイケダハヤトさんが言い始めてそれが広まったと思うのですが、果たして本当にそうでしょうか?
そこで、ブログが本当にオワコンなのかどうかを検証してみたいと思います。
もちろんブログが今後どうなろうと、趣味だったら好きに書けばいいですが、情報発信をすることでなにかにつなげていきたい目的がある場合は、発信をする媒体は効果的なものを使いたいですよね。
これからブログを始めたい方。
すでにブログを書いているけど、この先も書き続けていいのかな?
と思っている方の参考になればと思います。
そもそもオワコンとはなにか?
オワコンとはそもそもなんなのかと考えると、「終わったコンテンツ」を略してオワコンと言われます。
「一時は栄えていたが現在では見捨てられてしまったこと、ブームが去って流行遅れになったこと、および時代に合わなくなった漫画・アニメや商品・サービスを意味するインターネットスラングである。」
とウィキペディアには書いてありますね。
SNSのmixiなんかは、さすがにオワコンかもしれません。
mixiの会社自体はモンストで復活してますけど。
ブログはオワコンとは言えないが縮小していく
そんなオワコンの定義もふまえつつ、「ブログはオワコンなのか?」と考えてみると、オワコンとは言えないでしょう。
注目を集めるために、「ブログはオワコン!」と断定しただけのことだと思います。
とはいえ、それではブログは今後も安泰かといえば、そうではありません。
やはり、ブログの市場は縮小していって、無くならないまでもmixiのように存在はするけど影響力は少ない媒体となる可能性があります。
根拠となるのはgoogleトレンドという、検索数の推移を見ることができるgoogleが提供しているツールを使うことによって分かります。
googleトレンドで見るブログとSNSの推移
比較のためにブログ、YouTube、Facebook、Twitter、Instagramという5つの媒体に関して検索数の推移を調べてみます。
すると・・・
ブログは見事に検索数のピークを終えて、だんだん検索回数が少なくなっていることがわかります。
とはいえ、オワコンと言えるほど急激に検索数が減っているわけでもありません。
むしろ、Facebookはさらに下降スピードは早くFacebookの方が先にオワコンになる可能性が高そうにも見えます。
Instagramは検索数こそ少ないですが、伸び率は非常に順調で近々検索数ではFacebookを抜きそうな勢いです。
「SNSはアプリを使うから、検索はしないのでは?」
という疑問は感じられるかもしれませんが、それはFacebookもInstagramも、ほぼ同じ条件だと思いますので、googleトレンドのグラフもある程度の参考にはなるかと思います。
Twitterは日本では根強い人気がありピークは過ぎたものの安定していますね。
YouTubeもさすがに検索需要そのものは1番多いのですが、トレンドとしてはすでにピークを過ぎていて伸びしろはあまりなさそうな感じです。
今からYouTubeに参入していくというのは、なかなか大変そうですね。
イケダハヤトさんもブログの更新は続けている
当の「ブログはオワコン」と言い出したイケダハヤトさんもブログの更新は続けています。
別に、深い意味をもってブログオワコン説を言ったわけではなさそうですね。
10年後とかを見たら、たしかにブログがどうなっているかは分かりません。
ですので、そのときに生き残れるように発信の幅を広げていこうというくらいの話ではないでしょうか。
しばらくはブログ=検索エンジンからの集客とSNSの拡散による集客
は有効だと思われます。
アウトプットの重要性は変わらない
仮にブログの重要度がどんどん下がっていくことになるとしても、アウトプットの重要性は変わりません。
なにかを発信しようと思ったら、どこかしらの媒体でアウトプットをしていく必要があります。
それが、ブログなのか、Twitterなのか、Facebookなのか、YouTubeなのか、メルマガなのか・・・
どこでもいいと思いますが、自分の考えたことをアウトプットすることにより記憶が定着し、人とのつながりも発生し、考え方も整理できるし、いいことばかりです。
会社経営者などの、一部の時給の高い人にとって、アウトプットをネット上でする価値はたしかにあまりないかもしれません。
ですが、多くの個人にとっては、アウトプットすることの価値は十分にあるものだと思いますので、ぜひ一人でも多くの方にブログを楽しんで頂けたらなと思います。
ブログはオワコンではないが伸びしろがあるのはInstagram
もし「今後伸びていくもので発信したい」というのであれば、今後伸びしろがありそうなのはInstagramですね。
2017年は「インスタ映え」という流行語も生まれましたし、そのわりにはまだまだInstagram自体の検索数は少ないようです。
しかし、検索数は着実に増えています。
ほかのSNSとは雰囲気もだいぶ違うInstagramだと思いますが、写真を使える業種であれば、Instagramに力を入れていくのは今後面白そうですね。
いちばんやさしいシリーズでInstagramマーケティングの本が出ています。
Instagramに興味を持ったら、このあたりの本から始めてみてはいかがでしょうか?