モリヤ書房

大学卒業後、一度も就職することなくフリーランスになったWebマーケッターである私が日々学んだこと、考えたこと、伝えたいことをシェアします。書籍紹介記事多め。

心が折れそうな夫のためのモラハラ妻解決BOOK

知人の高草木陽子さんが新刊「心が折れそうな夫のためのモラハラ妻解決BOOK」を発売したので読んでみました。

正直、知り合いじゃなかったら多分読まないんじゃないかと思うくらいに凄いタイトルの本です(笑)

ただ、この「心が折れそうな夫」「モラハラ妻」というのはパワーワードですね。


本書の特徴は、女性を4タイプに分類してそれぞれのタイプの特徴を解説。

さらに、タイプ別の対応方法を紹介していくという流れです。

モラハラ妻とは?

相手に精神的な苦痛を与えることを「モラル・ハラスメント」といい、略して「モラハラ」。

近年、妻から夫に対してのモラハラが増えているそうです。

その背景は働き方の変化であり、結婚や出産をしてからも仕事を続ける女性が増えていること。

それによって、妻の家事・育児の負担が高まると同時に、夫に対する家事・育児の要求レベルが高くなってきたことである。

と本書の中では原因が推測されています。

最近では、「妻のトリセツ」という本も売れているそうで、夫婦関係で悩む人は非常に多い時代なのかもしれません。

実際、私も結婚生活をしていて基本的には幸せだと思いますが「心が折れそう」と感じたり、精神的に苦痛を感じることもないわけではありません。

どうしてそうなるのか?どうすればいいのか?が示されている本書は、おおいに参考になります。

モラハラ妻の4タイプ

女性は4タイプの中のどれかに当てはまるそうです。

とはいえ、複数のタイプが混合している人もいるとのこと。

このタイプ分け、ウェルスダイナミクスの周波数とかなり対応しそう。

ですが、このテーマで周波数ごとの分析をするというのは、あまり好ましくないと思いますので私はやりません。

気になる方は直接私と会ったときに聞くか、メッセージなどで個別に聞いてください。

さて、具体的な4タイプは以下の通り。

GPS型

常に夫の行動を把握していないと気がすまなかったりする、猜疑心の強い怖がり屋がGPS型

夫や過去に付き合った男性に裏切られた経験があったり、子供のときに母親からの愛情をうまく受け止められなかったり、与えられずに大人になると、GPS型になるそうです。

特に、母親に対しての愛情の欠乏を認識している人が多いとのこと。

マイペース型

このタイプの人は家族の予定を台無しにする気まぐれ屋で、そのときの気分や感情で言動が変化するとのこと。

「かわいいワガママ」ともとれる行動で収まる人もいるようですが、いわゆる自己中の度合いが強い人が多いようです。

ちょっと人のことを考えるのが苦手なタイプが、マイペース型にあたるようですね。

上司型

自分の思う通りになって欲しいこだわりやがこのタイプ。

否定的な言葉を多く使ったり、一気にやる気が失せてしまうようなダメ出しをしたりするそうです。

幼少の頃から厳しく躾けられた高学歴な人が少なくないとのこと。一方で、自分自身に対しても要求が高くてセルフイメージや自己評価が低めな人も多いとのこと。

私の妻も多分このタイプですね。当たってるなと感心してしまいました。

暴発型

一番攻撃性の高いタイプで、ぶったり蹴ったり、物を投げつけることで人を傷つけるケースもあり、夫の人間性を否定する暴言を吐く人も少なくないそうです。

本人も親から暴力を受けて育ったり、両親の夫婦喧嘩が絶えない家庭だと、このタイプになる傾向が高いそうです。

当事者にとっては笑いごとではないと思いますが、とにかく暴発型のインパクトの強さが面白いです。

夫婦とはなにか?に対する暴発型の人の考えは→「夫が黙って耐えるもの」だと思っている。

理不尽になるときはいつか?→いつも理不尽

キレるときはいつか→突然キレる

などなど。

このタイプの奥さんじゃなくてよかったと思います。実際に、あの人このタイプっぽいなという人はいますね。

女性との付き合い方がわかる

読み物として読んで楽しむこともできるし、「当たってるなー」「あの人、このタイプっぽいなー」という楽し方もできる1冊。

夫婦関係のみならず、「女性との付き合い方がわかる」1冊になっています。

一番実用的に使える項目は第3章の「4タイプとの付き合い方と対策」のところですね。

それぞれのタイプごとに、どこに気をつけたらいいか分かるので解決に向けて動きやすいです。相手に響きやすい言葉の例もいくつか紹介されています。

違う人間ですから、対応方法を学んだところで、その摩擦をゼロにすることは難しいとは思います。

とはいえ、精神的に(人によっては肉体的にも)苦痛を受けていた理由が、本書を読めばわかると思いますし、解決の糸口も見えてくる可能性が高いです。

私は、第3章の対策のところを参考にコミュニケーションをとりつつ、「響きやすい言葉」をなるべく使っていこうかなと思います。