大ヒットする漫画と個人ブランディングの共通点
HUNTER×HUNTERや幽☆遊☆白書などが代表作としてある、漫画家の富樫冨樫義博先生。
そんな富樫先生が漫画家を目指している人に向けてのアドバイスがTwitterで紹介されていました。
「漫画家になりたいなら、絵を描いている暇なんてない」
— 小林亮平@3/29仮想通貨書籍発売! (@ryoheifree) 2018年3月2日
冨樫先生の言葉を知って、「あぁ、ブロガーもただ記事書いてるだけじゃダメなんだ」と実感した。
個性(強み)を作って行くのが大事なんだと思う。 pic.twitter.com/LNXhXqYKle
それを見て、私が書いた感想がこちら。
いや、冨樫先生はもう少し漫画描けよ!w
— 守屋信一郎@Webマーケター (@shinichiro_mo) 2018年3月2日
というツッコミはさておき、ブロガーも記事なんて書いている暇はないのかもしれない。
記事を書くのは当然として、ほかと差別化できる圧倒的な戦略を考える必要がありそう。 https://t.co/wCkL5iOxzL
ブログではもう少し掘り下げて書いてみます。
元ネタは冨樫先生が漫画家を目指している人に向けたアドバイスのコメントですね。
・話の勉強をして下さい
・苦労するのが嫌なら凄いキャラを作って、そいつが動くのに任せてください
・漫画家になりたいのなら絵を描いてる暇なんてない
という衝撃のアドバイスです。
「富樫仕事しろ」と言われるくらい、連載を休みがちな富樫先生ですが、それだけ作品を心待ちにしている人が多い漫画家であるとも言えます。
そんな富樫先生が現在連載中のHUNTER×HUNTERは、まさにストーリーとキャラクターへの力の入れ方が凄いです。
絵を描くのが間に合わずに、ほぼ下書きの状態で週刊少年ジャンプに連載されたことも昔はありました。たしかに上記のアドバイスをみずから有言実行しています(笑)
ストーリー構成とキャラクターの個性のある漫画は面白い!
それは、異論のないことだと思います。
同じことはブログにも言えるし、特に個人で展開するビジネスには応用していけそうです。
ストーリーに人は引き込まれますので、話の中にストーリーを織り交ぜることで、興味を惹きやすいし、共感されます。それが個性にもつながります。
自己紹介でそれを表現したり、プレゼンテーション中に織り交ぜたり、ブログ記事やセミナー・講演の中で表現していくことができますよね。
一方で、その人の持つ強みによっては、この手法を再現するのが難しい可能性があると思うんです。
強烈なストーリーはウェルスダイナミクスで言うダイナモが強い人、特にクリエイターの人が作りやすいです。
強烈な個性はウェルスダイナミクスで言うとスターの人が強い分野ですね。
ウェルスダイナミクスは適性診断テストの1つで、自分の適性を活かしてブログを書いていくにあたってとても使える理論だと考えています。
→ ウェルスダイナミクスの詳細はこちらにまとめています。
なので、ストーリーやキャラクターはもちろん大事だし、その視点を持ってビジネスをしていくと新たな発見があるかもしれませんが、それをうまく再現できなくてもいいと思っています。
その場合はその人の強みを活かした良い方法が必ずあります。
ストーリーとキャラクターの個性で差別化できる人はそこを目指してみればいいし、それができなくても、ほかの方法で差別化はできるので自分に合った道を探っていきましょう。