モリヤ書房

大学卒業後、一度も就職することなくフリーランスになったWebマーケッターである私が日々学んだこと、考えたこと、伝えたいことをシェアします。書籍紹介記事多め。

なんのために働くのか?働く理由を問われる時代がやってくる

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こんにちは。守屋です。

大学院を中退したのちにフリーランスとして13年ほど会社に雇われずに生活していて、アフィリエイト、WEBライター、コンサルティング、講師などの活動してきました。
(今はフリーランス14年目です。)

先日、下記のツイートをしました。

なんのために働くのか?

「生活するためにお金を稼ぐため」

と答える人は多いし、それでもいいと思うけど、仮に毎月お金が貰えるベーシックインカムが導入されたら、こう答える人は生活できるなら仕事はやめちゃうのかな?

なんのために働くのかがいっそう問われるの時代になるのではないかな。

そこそこ反応があったので、もう少し深掘りして記事にしてみます。

なんのために働くのか?

働く理由として一番よくありそうな答えが、

「生活するためにお金が必要だから」

ではないでしょうか?

たしかに、これは事実です。

お金がなければ、今の日本では生活していくことは難しいでしょう。

生活保護を受給すれば働かなくても食べていけるかもしれませんが、働くことができる人は、まず働いて収入を得ることを勧められるはずです。
(事情があって、働くことが難しい人は生活保護を堂々と受け取れば良いと思います。)

ですので、働く理由は生活費を稼ぐため。

それは間違いないのですが、それだけだと味気ない人生になりませんか?

「何のために生きてるんだろう?」

「もっとほかの、自分のやりたいことをやれる生き方があるんじゃないか?」

そう思えてくるかもしれません。

それでも、転職したり独立したりして今の安定が崩れるのが怖いから行動できない人もいるかもしれません。

生活できていれば今すぐ動く必要はないんですが、それだと長い目で見たらあまり良くないと思いますよというのが、今回のツイートで提案したかったことです。

本当にベーシックインカムは導入されるのか?

そもそも、今の世の中の仕組みだと生きていくためには生活費がほとんどの場合必要です。

しかし、いずれそう遠くない未来に「ベーシックインカム」と呼ばれる、毎月一定の収入が国から支給される制度が始まる可能性があります。

財源はどこにあるんだとか、そんなことをしたら働く人がいなくなってしまうとか、いろいろ議論のある話ではあります。

それでも、実現することはありませんでしたが、小池都知事が「希望の党」を立ち上げて、国政に進出しようとした際には「ベーシックインカムの導入」に関する公約も掲げられていました。

「AIが人間の仕事を奪う」という話を聞いたことがありませんか?

これは、将来起こる可能性が極めて高い話ですが、そうなったときに失業者があふれてしまったら政府はどう対応すればいいでしょうか?

AIを活用する先進的な企業に富が集中して、大多数の国民が貧困になってしまうかもしれません。

そのときは、一つのアイデアとして、AIで富を得ている企業に重い税金をかけて、国民にベーシックインカムを配給して生活費をまかなうという考え方があります。

まさかそんな未来があるのかどうか、信じられないかもしれませんが、いずれそうなる可能性は十分にあると予想されています。

そうなったときの世界を想像してみてください。

なんのために働くのか?もとい「生きる理由」が問われる時代になる

「もし、ベーシックインカムが導入されて、働かなくても食べていけるようになったら天国じゃないか!」

そう思う方もいるかもしれませんが、そんなに簡単な話ではないのです。

仮にベーシックインカムが導入されても、おそらく支給されるのは生活していくために最低限必要な金額に抑えられることが予想されます。

いくら高額所得者や大企業に重税をかけたところで、財源には限りがありますし、税金の負担を上げれば上げるほど、国外に富裕層や企業は逃げていく可能性があります。

なので、食べていくために最低限のお金が支給される形になるので、余裕のある生活をしようと思ったら、そのときのAIが対応できない仕事をやっていく必要があると思われます。

もしくは、物々交換のような仕組みを使って、お金以外のやりとりに価値を見出すといった新しい生き方をすることで、豊かに生きることができる土台はできているかもしれません。

最低限生きていくために必要なお金が得られて、時間だけは十分に手に入るようになった。そのときに余った時間で何をしていけばいいか?

そのときに問われるのは、「働く理由」もとい「生きる理由」ではないでしょうか?

いくら時間があっても、何に自分が情熱があるのか?

何のために生きていくのかということが不明確であれば、一日中ダラダラYouTubeを見て暇を潰すしかない世界が待っているかもしれません。

それって、「生活費を得るために働く」こと以上に、やりがいのない乾いた人生に私は感じられます。

今から「何のために生きるのか?」を考えてもいい

別にいつ導入されるかも分からないベーシックインカムを待つまでもなく、今から「何のために生きるのか?」を考えてもいいんです。

自分は何が好きなのか?どんなことやどんな人に共感するのか?

その軸が明確になっていれば、活動していて充実することが何なのかがわかります。

そうすれば、自分の行動は確実に変わっていくことでしょう。

「単なる生活のためにお金を稼ぐ」だけでなく、「やりたいことをやってお金を稼ぐ」ことだったり・・・

「そもそもお金は関係なしに、やりたいことをやる」ことも選択ができます。

仕事そのものを、生きがいを持てることに変えることもできますし、生活費を稼ぐための仕事をしながら、空いた時間で生きがいを持てる活動をすることもできます。

仕事をしてたって、空いてる時間があるわけですから、その時間に副業やボランティアの活動として、いろんなことができるわけです。

「何のために生きるのか?」が分からなければ、わざわざ自分の勤務時間外で、別のことをする気力がわかないのも無理はありません。

今の世の中では、まずは生活するためにお金を稼ぐことから始めるのは良いと思います。

しかし、そこで立ち止まらずにその先で「なんのために生きるのか?」を明確にすることで、より人生が充実していくのではないでしょうか。

「なんのために生きるのか?」を決めるのには、例えば

メモの魔力
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であったり、

ソースセルフスタディキット
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で自分と向き合って、生きる目的を見つけていくのもおすすめです。

あるいは、それで見つからなくたって、「好きな人を応援する」ことを通して収入とやりがいを得ていくこともできます。

そのための方法が前回紹介した「地味な起業」です。
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まずは働く理由は「生活費」で良いです。

でも、それだけでは、人生が面白くなくなる可能性があります。

そのときに安易に会社を辞めるのではなく、一度立ち止まって「なんのために生きるのか?」を自分に問いかけてみたり、「好きな人を応援する」ことを通じて今の会社に頼らずに収入を得ることに挑戦してみてはいかがでしょうか?


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