モリヤ書房

大学卒業後、一度も就職することなくフリーランスになったWebマーケッターである私が日々学んだこと、考えたこと、伝えたいことをシェアします。書籍紹介記事多め。

2歳の子供がYouTubeを見すぎて悪影響を感じた話

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先月末、息子が3歳になりました。
実はYouTubeが大好きだった息子なのですが、このタイミングでYouTubeを見せるのを辞めました。

結果的に、きっと良かったんじゃないかなと思いその顛末をまとめてみます。

目次

Amazon FireTVが便利すぎた

あるブログでAmazon FireTVが超便利だということで紹介されていました。
そんなに便利ならということで購入。

Amazon FireTVは、テレビに差し込むだけでテレビの大画面でさまざまなエンターテイメントのコンテンツを見ることができるようになるアイテムです。

特に、Amazonプライムに入っていると映画やドラマなどのコンテンツを山ほど見ることができて便利過ぎます。

また、YouTubeやabemaTVなどの動画アプリも充実していて、それらをテレビで見ることもできるようになります。

↑これが、Amazon FireTV

息子は電車が好きだったので、テレビで電車が見られるようになったら楽しいかなぁくらいのつもりで買ったんですよね。

Amazonプライムに入っていれば、大人が見ても楽しいコンテンツが見られるので、個人的な趣味で面白そうだなとも思いました。

たしかに、「シンゴジラ」とか「君の名は」とかは、有料のレンタルでしたが自宅のテレビで見ることができて、とても楽しめて便利でした。

でも、主な使い方は「子供にYouTubeの動画を見せること。」になっていました。

楽しんでみていたし、子ども自身が「見たい!」とせがむから見せていたという感じです。

YouTubeにハマる息子

初めて、Amazon FireTVを使ってテレビでYouTubeの動画を見せたときの反応は凄かったです。

「電車!?」と、目を輝かせてテレビを見るようになりました。
その後、息子なりにいろんなお気に入りのコンテンツを発掘していき、YouTubeが大好きになりました。

ドラえもんとかクレヨンしんちゃんとか、ディズニーとか、そういったアニメのコンテンツも見ることができたのですが、YouTubeでアンパンマンとか踏切のアニメとかを見るのが1番好きでしたね。

息子が成長していくにつれて、だんだんYouTubeを見る時間が増えていったような気がしました。

3歳の誕生日を間近に控えた頃、ちょっとこれは中毒っぽいんじゃないか?
と思えるくらいに、YouTubeの視聴時間が増えていきました。

そして、好みの動画が見られなくなるとギャンギャンさわぐことも増えてきました。
これってまずくないか?ということを夫婦で話し合いました。

子供にYouTubeを見せるのが悪影響なのかどうか?

というのは、まだ十分に検証されていないことでは、あると思います。

なんとなく感覚的にはスマホで見せるよりはテレビで見せたほうがまだマシなのかなという気はします。

また、そもそもテレビ自体、長時間見せるのはあまり良くないという研究結果も出ているそうです。ただ、実際のところどうなのかは、なんとも言えないところです。
以下の2記事は子供にYouTubeを見せることは悪影響だから辞めたほうがいい。という記事と、その記事を読んで「そうとも限らないんじゃない?」という反論を寄せている記事です。

子供にyoutubeを見せるべきか今日から一緒に考えませんか | トリイケンゴ.com ( ・`д・´)

bigyesdays.com


4年も前の記事ですが、すでにこういう議論がなされていたんですね。
これを見ると、実際のところどうだろうかと迷うところではあります。


ただ、我が子の様子を見ていると、YouTubeを見ることでたしかに落ち着くし、動画の中に出てくる言葉も覚えるし、良い面もある一方で・・・

好きな動画がみられないとギャーギャー言うようになるなど、これは悪影響が出てるんじゃないかなと感じられる兆候もありました。

ですので夫婦で話し合って、しばらくYouTubeは見せないことにしました。

テレビを捨てるのはさすがに勿体無いし見ることもあるので、せめてAmazon FireTVは抜いて、テレビでYouTubeを見せるのは辞めることにしました。

普通に地上波でやってる、子供向けの番組をちょこっと見せるくらいにしておくことにしました。

YouTubeを見なくなってどうなったか?

YouTubeを子供に見せるのを辞めた直後は、かなり嫌がってYouTubeを見たがっていました。

でも、「YouTubeはもう終わっちゃったんだよ。もうちょっと大きくなったら、また始まるかもしれないね。」と言って、見せないようにしました。

そうやって数日すると、だいぶ息子の心も落ち着いてきました。今はそれほど動画を見たいとは言いません。

それまでYouTubeに子守りをさせてしまっていたところもあるのですが、それができなくなって最初は負担もかかったように感じましたが、すぐに慣れました。

お気に入りの動画が見られなくて、ギャーぎゃー言うようなこともなくなり、落ち着いてきた気がします。

子供にYouTubeを見せるのは良いことなのか?悪いことなのか?

もう少し研究が進んでいかないと分からないことではあると思いますが、我が家では直感的に見せないほうがいいだろうと感じ、見せない選択をしました。

さいごに

どうしても、親が忙しいときなどは、子供が静かになるからとYouTubeを見せたくなるor現在見せてしまっているご家庭もあるかもしれません。

また、必ずしもYouTubeを見るのが悪いことだとも言えないかもしれません。

なにが正解かわからないけど、うちではYouTubeを今は見せない選択をしました。
子供が大きくなって自分の意志で見たいと感じて見るようになったら、それは自由にすることだと思います。

すでに子供にYouTubeを見せているご家庭でも「見せちゃいけないんだ」と罪悪感を感じる必要はないと思います。だって、本当に見せないほうがいいのかどうかなんてわからないし。

むしろ、YouTubeを見てない時間で子供は何をするの?って話も大切ですよね。

うちは、YouTubeを見ないようにしたことで地上波のテレビを見る時間が多少増えたのと、子供と一緒に遊んだり本を読んだりという時間も増えたと思います。
最初は大変だったけど、慣れたらなんとかなってしまいました。

YouTubeは見せないようにして、その上で子供になにも与えなければそりゃあ子供も不機嫌になるでしょう。

何が正しいのか分からないからこそ、自分の直感を信じて、良いと思った行動をとってみる。同時に、根拠のある情報を探して正しい行動が高い行動をとっていくことが大切ではないでしょうか?


ちなみに、この記事には後日談があります。

その後の話をブログに書きました。

blog.shinichiromoriya.com

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