堀江貴文さんの「属さない勇気」を読んでの感想〜もっとバカになれ!〜
ホリエモンこと堀江貴文さんの『まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」生き方改革 属さない勇気』を読み終えた。
マンガも多くて読みやすかった。
人生の4大コストをカットして支出を減らす
冒頭から、
「もっとバカになれ!」
「バカになるためには人生の4大コストを大幅にカットして支出を減らすことが大切だ!」
というホリエモン節が炸裂。
人生の4大コストとは、
1、家
2、家族
3、結婚
4、自動車
の4つとのこと。
たしかに、この4つを所有するとしないとでは、経済的な負担が大きく変わってくる。
全部所有する場合と1つも所有しない場合とでは、生涯コストが平均すると約1億7000万円違うそうです。
はっきり言って経済的にはゲームのイージーモードとスーパーハードモードくらい違うと言えます。
属さない勇気とは何なのか?
「属さない勇気」とは、会社や特定の考え方から自由になり、本当に自分がやりたいことへと向かう。
そんな選択をする勇気を持ちましょうということ。
ただし、その根底には、「属さないことを選択できる状況を作ることが大切」というのが、堀江さんの言いたかったことなんだと思う。
嫌なときには「嫌だ」といえること。仕事も断れること。その状況を作ることが大切。
会社を辞めようにも結婚していて子供もいて、家のローンが残っている状態では非常に辞めづらい。嫌な仕事を断りづらい。
固定概念から抜け出して経済的にも精神的にも自由になる
人生の4大コストを払って手に入れるものは、「一般的な親が子供に手に入れてほしいもの」でもある。
やはり、親に安心してほしいと思う人も多いので、その気持ちに折り合いをつけられるかどうか?
だからこそ、属さない「勇気」が必要なのでしょう。
勇気を持って属さないという選択をすることで、自由を手に入れることができる。
本書は固定概念から抜け出し、経済的にも精神的にも自由になる道を示していました。
「属さない勇気」の中で気になった言葉
・褒められたがりは危険
・複数のコミュニティに所属する
の項目は気になった。
誰かにほめられることを目的としてしまうと、思考停止して自分に不利な選択を選びがちなので危険。
また特定のコミュニティ(特に会社)だけに、所属してほかを知らないと、それもまた思考停止して自由な判断ができなくなる可能性が上がる。
お金以上に精神的な自由を確保することが大切ですね。
今すぐ会社を辞めたり、嫌なことを断ることはしないほうが良い人も多いと思う。
でも、今すぐできる行動は必ずあるはずです。
そして、「辞めてはいけない」「この道しかない」という固定概念からは自由になってもいい。
「別の選択肢が必ずある」ことは知っておく。
私自身、家族と結婚をはすでに所有した状態。
たしかに経済的にも精神的にも、イージーモードからハードモードくらいには、なった感じがします。
ただ、今までしてきた選択は否定したくない。
実際、家族を持ったこと、子供が生まれたこと、結婚したことは大変なことも増えたけどやりがいも増えました。
人間的な成長にはなっていると感じます。
ゲームだって、ずっとイージーモードではつまらないでしょ?
ハードモードで自分を試しつつクリアしていく。
そんな人生にしたい。
固定概念から解放されて、経済的・精神的に自由になるための考え方をインプットしたいなら、堀江貴文さんの「属さない勇気」はおすすめの1冊。